2019年1月14日(祝・月)、池上本門寺で、大森の鳶職人が毎年恒例のはしご乗り奉納を行います。

「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるほど、火事が多発した江戸時代。この時代は、水による消火ではなく、延焼を防ぐために家屋を壊す「破壊消火」でした。そのため、家屋構造を熟知し、道具の扱いに習熟して素早い家屋解体が可能だった鳶職人が町火消しを担いました。はしごを使用して作業し、高所で危険な作業を行うための機敏さと慎重さ、勇敢さが要求される鳶職人。火消しの仕事もまた同じことが求められるため、町火消でもはしごを採り入れたといわれています。

約6mのはしごの上で、数々の妙技を約1時間以上にわたって鑑賞できるのは、日本全国で数えるほど。練習を積み重ねた巧みな技の数々を堪能できます。また、ミニはしご体験コーナーや記念写真コーナーが設けられ、お子さんや外国の方にはおすすめ!

また、当日11時~16時、池上本門寺階段下広場で、「池上招福市」を開催。商店街の人気店が出店するほか、おみやげ等の販売や温かいお茶の 無料サービス、池上囃子のステージ(12時~)など盛り沢山。

ぜひ、池上本門寺で日本の伝統文化・はしご乗りを体感しよう!
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大森鳶組合
奉納 はしご乗り
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◆日時
1月14日(祝・月) 13時~14時30分
雨天の場合は、13時から池上本門寺大堂の中にて、約30分間のはしご乗り奉納のみ開催
◆場所
池上本門寺本堂前(東京都大田区池上1-1-1)
◆アクセス
東急池上線「池上駅」下車徒歩10分
都営浅草線「西馬込駅」南口下車徒歩12分
JR京浜東北線「大森駅」より池上駅行きバス(20分)「本門寺前」下車徒歩5分
◆主 催
大森鳶組合
◆問合せ
一般社団法人大田観光協会
Tel 03-3734-0202