11月19日(日)まで、大森 海苔のふるさと館(大田区平和の森公園2-2)で、企画展「海苔のふるさと 大森さんぽ」 が開催中です。
大田区の海苔養殖は江戸時代中期に品川から大森の沿岸で盛んになり、昭和初期までは日 本一の海苔生産地でした。しかし、昭和 37(1962)年 12 月に漁業権放棄が決定し、約 300 年の海苔養殖の歴史は終わります。それから 60 年が経ち、街並みは大きく変貌しましたが、今でも沿岸地域には海苔養殖の歴史の痕跡が点在し、かつての歴史を伝えています。
今回は、大森の街の中に残る海苔養殖に関連する寺社や石碑などを紹介してます。また、実際に大森のまちを歩いてみることができるように、海苔に関するスポットを巡るための情報提供やパンフレットの配布を行います。
気候の良い秋に、企画展をご覧になって、大森の街に残る海苔養殖に関連する寺社や石碑などを巡ってみてはいかがでしょうか?
◼️開催期間
令和 5 年 8 月 22 日(火)~11 月 19 日(日)
◼️開催時間
午前 9 時~午後 5 時(8 月は午後 7 時まで)
◼️会 場
大森 海苔のふるさと館 2 階企画展コーナー
◼️観覧料
無料
◼️展示予定資料
写真 約70点 ほか
※常設展示室には、国指定の重要有形民俗文化財も展示しています。